裏側矯正とマウスピース矯正の一番の違いは、「取り外せるかどうか」と「対応できる症例の幅」です。 裏側矯正は歯の裏に固定する装置で、取り外せません。マウスピース矯正は自分で着け外しできます。見た目はどちらも目立ちにくいですが、快適さや対応できる症例に違いがあります。この記事では、両者の違いを、東京・銀座の女性専門矯正歯科「銀座矯正歯科」が中立的に解説します。当院は裏側矯正・マウスピース矯正の両方に対応しています。
この記事の監修者
銀座矯正歯科 院長 中嶋 亮(なかじま りょう)
- 日本矯正歯科学会 認定医
- 日本大学大学院(歯科矯正学専攻)で博士号を取得
- ヨーロッパ舌側矯正歯科学会(ESLO)Titularメンバー(指導的正会員)
裏側矯正とマウスピース矯正はどう違いますか?
大きな違いは「取り外しの可否」「対応できる症例」「快適さ」の3つです。 どちらも見た目が目立ちにくい点は共通しています。主な違いを表で整理します。

裏側矯正とマウスピース矯正の比較
| 比較点 | 裏側矯正 | マウスピース矯正 |
|---|---|---|
| 見た目 | ほぼ見えない | ほぼ見えない |
| 取り外し | できない(固定式) | できる(自分で着脱) |
| 対応できる症例 | 幅広い(難症例も対応しやすい) | 軽度〜中程度が中心 |
| 快適さ | 慣れるまで舌に違和感 | 比較的快適 |
| 自己管理 | 装置は外れないので管理不要 | 1日20時間以上の装着が必要 |
裏側矯正は固定式のため、自分で管理する必要がありません。マウスピース矯正は取り外せて快適ですが、装着時間を守れないと計画どおりに進みません。
どちらが自分に合っているか、どう決めればいいですか?
装置を選ぶ基準は、ご自身のライフスタイルです。当院では「患者様ご自身が選ぶもの」とお伝えしています。
矯正の担当医は、自分の得意な治療にすすめがちです。マウスピースが得意な先生はマウスピースをすすめます。ワイヤーが得意な先生はワイヤーをすすめます。でも、当院はどちらもできます。だからこそ、「目的地まで快適に過ごせる乗り物を選んでください」とお伝えしています。判断の目安を次に紹介します。
マウスピース矯正が向いているのはどんな人ですか?
新しい生活習慣を無理なく続けられる方に向いています。 マウスピース矯正は、1日20時間以上の装着が最低限のルールです。食事と歯磨き以外は着けておく必要があります。
たとえば、ジムに通い始めたり、新しい習い事を始めたりすることに苦を感じない方。そうした「新しい習慣を自分の生活にすっと取り入れられる方」は、マウスピース矯正がうまくいきやすいです。逆に、「着け忘れそう」「自己管理が苦手」という方には、固定式の裏側矯正が向いていることもあります。なお当院では、マウスピースの扱いに不安がある場合、無料で表側矯正へ移行できる仕組みをご用意しています。「まず試してみたい」という方も、ご相談ください。
裏側矯正が向いているのはどんな人ですか?
装置の管理をしたくない方や、幅広い症例に対応したい方に向いています。 裏側矯正は固定式なので、着け外しの手間がありません。装着時間を気にする必要もありません。「自己管理は自信がない」という方でも、装着状況に左右されずに治療を進めやすくなります。
また、抜歯を伴うような大きな移動が必要な症例では、マウスピース矯正より裏側矯正の方が対応しやすいことがあります。「マウスピースでは難しい」と言われた症例でも、裏側矯正なら治療できる場合があります。見た目を目立たせず、幅広い症例に対応したい方に向いています。
ハーフリンガルとフルリンガルの違いは何ですか?
ハーフリンガルは上の歯だけ裏側、下の歯は表側にする方法です。フルリンガルは上下とも裏側にします。 笑ったときに目立ちやすいのは上の歯です。そのため、上だけ裏側にするハーフリンガルでも、見た目の満足度は高くなります。
ハーフリンガルは、フルリンガルより費用を抑えられます。下の歯が表側になる分、舌への違和感も減る傾向があります。ただし「ハーフリンガルの方が治療として簡単」というのは誤解です。上下で違う装置を精密に噛み合わせる技術が必要です。どちらが向いているかは、症例とご希望をふまえてご提案します。
よくある質問(FAQ)
Q. 見た目は裏側矯正とマウスピース、どちらが目立ちませんか?
どちらもほとんど目立ちません。裏側矯正は装置が歯の裏にあり、マウスピースは透明です。見た目だけで選ぶより、対応できる症例や生活スタイルで選ぶのがおすすめです。
Q. 途中で装置を変えることはできますか?
当院では、マウスピースの扱いに不安がある場合、無料で表側矯正に移行することができます。目立たない治療の継続をご希望の際は、装置代の追加で裏側矯正への移行も可能です。詳しくはカウンセリングでご相談ください。
Q. どちらが費用が高いですか?
矯正治療は自由診療のため、医院ごとに料金が異なります。参考として当院のトータルプラン(税込)では、マウスピース矯正が1,265,000円〜、裏側矯正(舌側矯正)が1,485,000円〜です。詳しくは 下記記事で解説しています。
▶「裏側矯正の値段はいくら?費用の内訳・高くなる理由・当院の料金を専門医が解説【東京・銀座】」
Q. 相談だけでも受けられますか?
はい。当院は両方の装置に対応しています。カウンセリングで歯並びとご希望を伺い、それぞれの利点・注意点を比べてご説明します。
東京・銀座で裏側矯正を検討中の方は銀座矯正歯科へ
銀座矯正歯科は、東京・銀座の女性専門の矯正歯科専門医院です(男性の方は学生・ご紹介の患者様のみ承っております)。1998年の開院から、裏側矯正を中心に累計6,500症例以上の矯正治療を手がけてきました。
- 患者様の8割以上が裏側矯正・ハーフリンガルを選択
- 日本矯正歯科学会 認定医の院長が診断・治療を担当
- 独自の裏側矯正システム「FLOS」と小型オリジナルブラケット「FLB」
- 他院で断られた難症例のご相談にも対応
- JR・東京メトロ 有楽町駅、東京メトロ 銀座駅から徒歩3分
まずはお気軽にご相談ください。
銀座矯正歯科
- 〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-14 銀座グランディアⅡ 6F
- TEL:03-3567-5454
- 診療時間:月〜金 10:30〜13:00/14:30〜19:30、土 10:00〜13:00/14:30〜19:00(日曜休診)
- 公式サイト:https://www.ginzakyousei.com/
参考・出典
- Long H, et al. Comparison of adverse effects between lingual and labial orthodontic treatment: a systematic review. Angle Orthodontist 2013;83(6):1066-1073. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8722844/
- 公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療について」 https://www.jos.gr.jp/about
